「運動神経は遺伝する」という話をよく耳にしますが、本当でしょうか?
もし親御さんが運動苦手だった場合には、子供の運動神経も気になるかもしれません。
この記事では、運動神経の遺伝についてみていきます。
▼運動神経は遺伝だけで決まらない
結論からいえば、運動神経は遺伝したとしても、それだけですべてが決まるわけではありません。
どちらかというと、後天的な要因が運動神経を大きく左右します。
▼運動神経は遺伝より小さい頃の運動
体験が重要
子供は大人と比べて学習などの飲み込みが早いと聞きますが、これは運動でも同じことが言えます。
特に重要なのが、3歳から小学校低学年くらいまでの期間です。
この時期は神経系が最も発達しやすい時期であり、運動神経にも影響します。
運動にかかわる動作を同時期に経験すればするほど、運動神経もよくなるということです。
▼運動能力は遺伝する
運動神経は遺伝にあまり関係ないいっぽう、運動能力は遺伝が大きくかかわります。
運動能力とは骨格や筋力といった、体のつくりに関する部分。
主に身長があり、親の背が高ければ子供の背も高くなりやすいということです。
なお運動能力が遺伝したとしても、運動神経を伸ばせばある程度カバーできます。
▼運動神経を鍛える具体的な方法
運動神経を鍛えるといっても、実は普段の動作のすべてが関係します。
例えば「立つ」「起きる」「走る」「歩く」など基本的な動作も運動神経を鍛えている要因です。
ほかにも「泳ぐ」「跳ねる」「押す」のほか数十種類の動作があり、それらを小さい頃に多く経験することで運動神経がバランスよく鍛えられます。
運動はもちろん、体を動かす遊びをたくさんさせることが重要ということです。
▼まとめ
運動神経は遺伝よりも、小さい頃に身体を動かす遊びをたくさんさせることで鍛えることが重要です。
家のなかでゲームばかりするのではなく、無理のない範囲で動作を伴う動きをさせてあげてください。
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